登壇される先生方の講演を参加者に聞こえやすい音を届ける事は満足度を上げる重要な要素です。
会場によっては着席する位置によって音が聞こえにくかったりする場所もありますので、会場チェックの際、スピーカーの位置等技術関係者に確認します。
同時に講演者の先生方の声の特徴・身長等の確認も必要です。
その特徴を考え予算を確認し使用するマイクの選択をします。
ステージ上でライブ映像が多く展開する場合は映像も見やすくスマートに見える,グースネックコンデンサー型のマイクを使用し、講演中に動かれる先生にはピンマイクで対応する等様々です。
音響関係
1:ステージ上マイク数・種類
2:講演会場内(進行席含む)質疑応答マイク位置・数
3:音響操作卓の 位置
4:持ち込み音源の素材種類
5:事前の音源を入手
6:技術スタッフ間の連絡ツール手配
7:録音・収録のライン確認
8:映像・照明関係者とのライン引き回し場所
9:音量確認(講演会場内・社員聴講室)等
10:同時通訳ライン(同時通訳時)
11:設営時・リハーサル時・撤去時のスケジュール
リハーサル時には講演者の立場で声を故意に低くしたり、高くしたり、マイクから外れて話したりしながら音響のオペレーターの方に色々な場面を想定し調整します。
質疑応答用のマイク設置位置も通路の左右どちらかを具体的に指示します。
その理由は質問をされる参加者がマイク前に立ちステージを見た時、参加者席にぶつからないようにするためです。
収録があるときもリハーサルから収録用の機材にノイズがのらないか等、耳で聞こえる音だけではなく収録音質のチェックも事前にします。
ワイヤレスマイク使用時は周波数の確認、周辺で講演時間帯に同じ周波数のマイク等使用されていないか等も音響技術者の方に確認します。
又同時通訳がある場合、社員聴講室への音声確認が必要です。
会場へはオリジナル、社員聴講室へは日本語が多いので切り換えの必要があります。
基本は有線マイク使用が安心ですが、それでも音が途切れては講演が出来ませんのでバックアップ用にワイヤレスマイクの用意もお願いしています。
以上
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視ともとれる発言で会長を辞任し、先週木曜日新しく橋本聖子さんが会長となりました。
森さんの辞任が決定した時に、すぐ思い出した格言があります。
思考に気をつけなさい それはいつか言葉になるから
言葉に気をつけなさい それはいつか行動になるから
行動に気をつけなさい それはいつか習慣になるから
習慣に気をつけなさい それはいつか性格になるから
性格に気をつけなさい それはいつか運命になるから
いつからか、この言葉を自分の中で大切にするようになりました。
皆さんはどんな言葉を大切に日常過ごされていますか?
次回は看板装飾関係を記載させて頂きます。
金子 孝一